« Skypeがおかしい! | メイン | Ensembleが動かない! »

2005年12月27日

デジタル写真のモノクロ化

 最近,デジタル写真をモノクロ化して素材に使うことも多いんだけれどOSXになってから昔使っていたplug-inが全部使えなくなって,結構苦労しています.それに就職してからどっぷりフォトショップにのめり込む時間も無くなっているので,すっかりスキルが停滞しているんですね.でも今回,必要になっていろいろと調べながらやったなかで良かったものを自分用に掲載しておきます.

■モノクロ化

 ポイントは,RGBのうちBチャンネルにノイズが乗りやすいので,それを回避することと,Rチャンネルだけは階調が不足すること,なのでRチャンネルと,Gチャンネルだけをうまく合成して,階調を保存したまま,モノクロ化することにあります.今回は人の顔なので,とくに肌の階調やディティールが重要です

(1)まずベースとなる写真の階調をある程度調整しておく
(2)メニュー>イメージ>演算を選択
(3)演算のダイアロクがでるので,選択する対象となるレイヤーを選択する.
   結合という選択肢は,そのファイルの全てのレイヤーを合成したものです.
(3)第1元画像ではチャンネルのRを選択(今回の場合)
(4)第2元画像ではチャンネルのGを選択(これも今回の場合)
(5)で,描画モードで重なりを選択します.これは好みで確認するしかないですね.
   人の顔とかならソフトライトやスクリーンなどでしょうか?
   今回はいちばん階調の綺麗だったソフトライトを選択
(6)生成で新規チャンネルを選択すると,あたらしくチャンネルが作成されています
(7)これをレイヤーにペーストすれば合成されたチャンネルの画像レイヤーができあがります.

■応用編
 ここで,途中で気がついたのですが白成分を引っこ抜くEliminateWhite効果も作れることがわかりました(笑)
(1)透明のレイヤーを作成して,そこから選択範囲の読み込みをおこないます.この時に読み込み時に合成されたチャンネルを選択範囲をとして読み込みます.それを反転して塗りつぶせば白成分がなくなった画像になります.

まぁチャンネル画面でRGBを選択して,下の○ボタンで選択範囲として読み込んで,それを元画像から消去!って方法もあるのですが,人物のモノクロについていえば,チャンネルを合成して綺麗にした上で,合成チャンネルから選択範囲を作った方が綺麗な感じがします

まぁとりあえず防備録的に書いておくことにします

あんまり使ったこと無かったけれど
<画像操作>と<演算>コマンドは使える!っておもいました(笑)
おそいって!

投稿者 Fredrich Chang : 2005年12月27日 15:37

コメント